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東京教会 問題の全貌-処分

4.林栢生長老の除名処分

二か月間所在不明だった林栢生長老は、3月20日の水曜礼拝に突然現れた。

2か月間何度も連絡を試み、自宅を繰り返し訪ねても会うことができなかった林栢生長老がやっと姿を現したので、真相究明委員会は3月24日の主日にインタビューをしようと思ったが、彼は話すことはないと言って応じず、目も合わせようとせずに避けて回った。

しかし、堂会の開かれる3月31日の前日、村上長老が堂会書記として林栢生長老と連絡を取って自ら辞表を提出する意思があるか訊いたところ、林長老は辞任する意思はないと言い、治理堂会を開くとき自分を呼んで釈明する機会をくれと要求してきた。

既に1月30日の堂会で、林栢生長老を治理堂会で除名することを決めており、本人に自ら辞任する機会を与えようと2か月間待っていたのだが、辞任の意思がないことを確認したので、堂会は予定通り全会一致で林栢生長老の除名を確定した。

そうした確かな過程を経て、林栢生氏の除名が決定し、後に総会も判決文の中で、林栢生氏の除名処分までの過程は何の瑕疵もないことを確認している。

参考〈総会判決文〉より抜粋

6 林長老の不正開票について

さらに、東京教会の堂会治理手続きの違法性についても主張するが、1月28日には、金牧師に対して罪の告白と長老辞任の意向を明示し、その後の1月30日の堂会においても自ら不正開票を告白しており、その後は、連絡が付かなくしているなど、このような一連の流れからすると、林長老には弁明の機会は与えられていたと評価することができ、その懲罰内容は別に論じるとしても、東京教会堂会治理手続きに違法性があったと言うことはできない。

にも拘らず、トンミモでは後々まで、林栢生長老の除名は違法だとか、本人に釈明の機会も与えなかったのは不当なやり方だなどと非難し続けた。

「総会の判決に従え」と主張する彼ら自身も、総会の判決に従っていないわけだ。

また、不正は金海奎牧師の指示によるものだと言う林氏の主張に対しても、総会は判決文の中で次のようにのべている。

参考〈総会判決文〉より抜粋

3 金牧師による教唆の有無について

結論として、金牧師が林長老に対して、不正開票を教唆したことを明確に裏付ける証拠はなく、その教唆の事実については不明である。

すなわち、まず、林長老は、2012年12月13日頃、金牧師から「今回の選挙で開票するときに混乱させてください」と、長老選挙時の不正を唆され、それに従ったと主張している。

しかし、その告白を聞いた他の長老らにおいても、林長老の告白に疑問を感じていたとのことであり、その他に、林長老が主張する金牧師の教唆を裏付ける明確な証拠は認められなかった。

この点、林長老は、金牧師がアメリカ在住の李澂然牧師との会話において、長老選挙を当初から混乱させることを計画していたなどという発言をしていることが明確な証拠であると主張するが、林長老と李澂然牧師との会話の中から、金牧師の教唆した事実や計画をしていた事実を認めることはできない。

そうすると、林長老が金牧師の指示(教唆)に従って不正開票を行ったものであることは明らかではなく、林長老の不正開票に関して金牧師の責任を問うことはできない。

なお、林長老がなぜ不正開票を行ったのか、誰かからの指示によるのか、あるいは、誰かと共謀して行ったのか、なぜ金牧師を巻き込もうとしたのかについては、当治理委員会が調査して認定すべき事実関係ではないと思料する。

総会判決文全文 http://kccj.jp/archives/14451

このように総会の判決文には金海奎牧師の「不正指示」について何の根拠もないことを明確にしている。

また、総会治理委員会も林長老が「不正指示」を言及したことについては、背後があることを見越していることがわかる。

しかし、「不正指示」が事実でないなら、教会ではありえない、決してあってはならないとんでもない「謀略」ではないか?

教団の「母親教会」たる東京教会で、担任牧師に対する深刻な「陰謀の可能性」があったことを認めながらも、総会治理委員会はその点については自分たちが調査し認定すべき事実ではないとしている。

懲罰段階についても言及すれば、当時、最も重い罰は「免職」次に「停職」で、このどちらかを受ければ、他の教会に移っても長老になることはできない。

東京教会は林栢生長老に3番目に重い懲罰である「除名」処分とすることで、引退の近い長老に対し、他の教会で長老ができるよう配慮したのだった。


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