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東京教会 問題の全貌-定期総会

8.関東地方会 定期総会と続開

1)関東地方会定期総会(2013年4月29日)

関東地方会は、毎年祝日の4月29日に関東地方会所属教会の牧師、長老、按手執事、勧士からなる総代を一堂に集め、定期総会を開催する。

その年は、東京教会で開催されることになっていたが、東京教会は不正開票に端を発する混乱の中にあった。

まず、林氏はもちろん不信任となった長老も、公同議会での決定に不服を申し立て地方会に提訴をいる状態で地方会の総代として総会に出席すると主張したので、普段よりこの定期総会には東京教会の信徒たちが関心をもって注視していた。

地方会会長である韓聖炫牧師は、東京教会堂会と何の相談もないまま、不信任とされた金日煥長老、全三郎長老に加えて、不正を自白し堂会の治理で除名となった林氏まで、東京教会の総代名簿に入れようとしたため、東京教会はこれに抗議した。

林氏と金日煥長老、全三郎長老は、それぞれ地方会を通して総会の憲法委員会に、質疑書を提出していた。

1.自分たちに視務長老としての資格があるか。

2.4月7日、金日煥・全三郎長老の視務を解任した臨時公同議会の決定は有効か、無効か?

3.地方会総代資格はあるか。

などについて、憲法委員会の有権解釈を求めたのである。この質疑書に、総会の憲法委員会は、非常に迅速に「提訴・控訴をしている以上、現在の視務長老としての資格は有効であり、教団憲法に無い長老信任投票は根本的に無効」だと言う有権解釈を示した(4月22日)。

ちなみに、金日煥長老の提訴状の日付は4月20日、地方会総会は29日開催だ。この有権解釈の書類の日付は4月22日。3人を東京教会の総代として認めるため、憲法委員会がどれだけ迅速に対応したかがわかる。

 〈有権解釈 文書〉

この有権解釈を受けた3人は、我が意を得たりと強気になり、自分たちはまだ視務長老だ、総代資格があると主張した。

これに対し、東京教会は質疑書を送って4月29日より前にこれに対する再解釈をしてくれるよう要求し、もし早急の答弁が難しければ、せめて4月22日付の先の有権解釈を保留にするよう求めたが、何の答えも得られないまま地方会の定期総会を迎えることとなった。東京教会の要請に対しては、対応が何とも鈍いものである。

地方会定期総会前日の4月28日の主日、東京教会では総代たちを集めて、東京教会の公同議会で決定した意思に反する言動をしないよう呼びかけた。

もし、東京教会の総代として地方会定期総会に出席して、東京教会の最高意思決定機関である公同議会の決定に反する言動を行ったばあいは、後に堂会でこの問題を「処理」することになると警告したのである。

この時、姜平守執事はその場で録音をしていて「総代たちに『治理』すると脅迫した」と言って、虚偽事実で金海奎牧師を提訴しようと、全三郎長老に録音データを提供していた。

東京教会堂会と関東地方会は、4月22日東京教会で任職員会を開き、3人の総代権をどうするかについて協議した。

しかし、選挙の票数に多少の誤りがあったからと言っていちいち長老たちを問責するとは何たることか、といった思考を持つ地方会の任職員たちと、なんらかの合意を導き出すことは容易ではなかった。

激しい論争の末、3人を総代名簿には入れるが、定期総会の席で総代全員に、東京教会で起こった不正開票事件について真相究明委員会から資料と共に説明をした後、その場で投票によって総代権の有無を決定するということで、何とか合意に至った。

 〈第6回 地方会任職員会議録 (12)番参照〉

4月29日、注目の地方会定期総会を傍聴しようと、東京教会の信徒たち数十人が礼拝堂に集まった。そこで信徒たちは信じられない光景を目の当たりにして、憤りを覚えることになる。

東京教会から除名された林氏が、関東地方会の役員たちと共に司会をするため壇上に座っているではないか?

関東地方会書記の張慶泰牧師が、東京教会堂会と何の相談もしないまま、式順序に定期総会の司会として林氏を入れていたのだ。

〈式 順序〉

林氏自身は言うまでもなく、母親教会と呼ばれる東京教会で「不正開票」という罪を犯して自白し、除名処分となった林氏を司会にして一緒に地方会総会を進行しようと考える、地方会役職員たちの信仰観、倫理観、道徳観を、信徒たちは全く理解できなかった。

さらに、22日の任職員会議での「事前合意」うやむやにされた。

はじめに真相究明委員会の報告を受けてから、その場で総代らに3人の総代資格の有無を問うはずだったが、彼らは報告を聞かずにそのまま投票を始めようとした。

しかし、東京教会の総代たちが強く反発して「事前合意」について言及した。

すると地方会長の韓聖炫牧師は、そのような合意はしたことは無いと言った

金海奎牧師が立ち上がり、合意をしたとき会議に出席していた牧師たちに尋ねると、みな顔を背けて口を閉ざした。

しかし一人だけ、合意があったと答えた牧師がいた。

すると、当時地方会の伝道部長だった金東秀牧師がその牧師のところに近づいて行き「そんな余計なことは言うな」と凄み脅した。

地方会の任職員会議録にもしっかりと記録されているのに、こうした言動を取れるとは…。

権力さえあれば何でも思い通りにできると思っているのか。まさに頭隠して尻隠さずだ。

その日、強圧的に地方会会議を進めていることに、一言もの申したある小さな教会の牧師に対しても、金東秀牧師は「そういうことをすると、今後のために良くない」などといって脅しをかけた。

結局その日、定期総会は進行できず停会となった。

その後、金海奎牧師は関東地方会長宛てに、3枚の嘆願書を正式に提出した。

1枚目は韓聖炫牧師の手続き違反について、2枚目は韓聖炫牧師の会議進行について、3枚目は張慶泰牧師の発言についてだった。

しかしこれらの嘆願書は何の回答もされないまま、扱われることなく死蔵された。

〈嘆願書:韓聖炫牧師の手続き違反について〉

受信:在日大韓基督教会 関東地方会 会長

参照:関東地方会 非常対策委員会

発信:在日大韓基督教会 東京教会 堂会長

1.在日大韓基督教会 関東地方会会長(韓聖炫牧師)は、東京教会で除名及び不信任を受けた3人の長老(林栢生、全三郎、金日煥)の、関東地方会第64回総会の総代資格を審査(?)する過程で、憲法委員会に資格の有無を尋ねました。

 これは、手続きを無視した行為です。本来、地方会の総代名簿は、個教会の堂会が確定し地方会に通告すればそのまま受けるのが常識です。もし調整事項があるなら、当該教会と協議すべきです。それでも解決しなければ、地方会任職員会で協議しなければなりません。

 任職員会でも結論が出ないか、法的な疑問事項があった場合は、合意により憲法委員会にその有権解釈を問うことができます。もし時間的な余裕がなく会長(または役員会)が先に尋ねたとしても、任職員会の承認を受けなければなりません。

 韓聖炫牧師はこうした手続きを無視して、一方的に憲法委員会の有権解釈を受け、地方会任職員会での意見対立、および地方会定期総会の停会を招きました。

2.憲法委員会の有権解釈は判決ではなく、有権解釈です。地方会ではこれを参考に長老3人の資格の有無について、協議を経て決定しなければなりません。しかし韓聖炫牧師は、あたかも憲法委員会の有権解釈が、長老3人の資格の有無に対する最終判決であるかのように考え、東京教会が法を犯したと主張しました。これは法の手続きばかりでなく、法の精神までも無視した一方的なやり方だと思います。

3.したがって、本人は2つの点を地方会に要請します。第一に、韓聖炫牧師が憲法委員会に出した質問を取り消し、地方会任職員会議が主体となって、憲法委員会に改めて長老3人の資格の有無に対する有権解釈を問うべきです。 第二に、こうした混乱を招いた韓聖炫牧師の牧師は、どういった形であれ責任を取るべきです。

2013年5月12日

東京教会 堂会長 金海奎

〈嘆願書:韓聖炫牧師の会議進行について〉

受信:在日大韓基督教会 関東地方会 会長

参照:関東地方会 非常対策委員会

発信:在日大韓基督教会 東京教会 堂会長

2013年4月29日、東京教会で開かれた第64回関東地方会定期総会で、地方会会長 韓聖炫牧師は、地方会の会費を納付した教会にのみ総代資格を付与するという地方会任職員会の決定を無視し、これについて言及もしないで会議を始めました。

韓聖炫牧師はこのことに責任を取るべきであり、地方会は4月29日の総会開催前まで(午前10時基準)会費を納付しなかった教会の総代権がないことを、地方会の続会においてでも確認すべきです。

2013年5月12日

東京教会 堂会長 金海奎

〈嘆願書:張慶泰牧師の発言について〉

受信:在日大韓基督教会 関東地方会 会長

参照:関東地方会 非常対策委員会

発信:在日大韓基督教会 東京教会 堂会長

2013年4月29日、東京教会で開かれた第64回関東地方会定期総会で、地方会書記の張慶泰牧師は、「東京教会の総代30名あまりを会場から追い出してから総会を始めましょう」と主張しました。この発言は、そこに出席していた東京教会の総代と東京教会に対する侮辱です。

ひいては役員のひとりとして、とうてい許されない発言でした。

 したがって、地方会はこの発言の背景を調査するとともに、二度とこうした発言をすることの無いよう措置を取ってくださり、発言をした当事者である張慶泰牧師は、何らかの形であれ責任を負わせるべきです。

2013年5月12日

東京教会 堂会長 金海奎

-2013年5月19日諸職会での金海奎牧師発言-

 

2)関東地方会定期総会続会

4月29日の関東地方会定期総会が停会されて後、続会を開催するため牧師4人と長老3人により7人非常対策委員会構成され、事前に東京教会堂会と協議することにした。

その年の野外礼拝のあった5月12日の午後6時、東京教会で7人非常対策委員会と林氏、二人の長老、そして東京教会の長老全員が集まり対策を話し合った。

最終的な合意内容は、

*続会では一切東京教会の総代について言及しない

*3人の総代としての資格は認めるが、一切発言はさせない。

*地方会治理部の判決が出る時まで、3人の長老は東京教会での視務長老としての資格を、

  暫定保留とし、堂会をはじめ諸職会など、すべての会議に出席しない。

金日煥、全三郎、林栢生、3人の長老は、

*地方会治理部の判決が出れば、東京教会の堂会は無条件その判決にしたがうこと

*自分たちが一時的に視務から離れているということを広告すること

を要求したが、東京教会堂会はこれを拒否した。なぜなら、いかなる場合にも、堂会が公同議会を無視することはできないからだ。地方会がどんな判決を出そうとも、堂会はそれを再び公同議会で信徒らに問う必要があるのだ。

いずれにせよ、地方会は6月1日YMCAで続会を開催し、3人は総代として出席した。

続会では役員の選出、部署の組織などの議事を進めた。

ところがここで問題が発生した。役員に立候補したハンサラン教会の金根湜牧師が、地方会への分担金納付を滞納していた。

関東地方会は、その年の1月、横浜で開かれた任職員会で、期限(総会当日の午前10時)まで分担金を納付しなければ総代権を与えないことを決定していた。

金海奎牧師がこれに言及し、ハンサラン教会の総代権に問題を提起すると、当時の地方会長韓聖炫牧師は「そんな決定をしたことは無い」としらばくれた。

地方会の書記であった張慶泰牧師も、その日配布した資料を見せながら、ここに記録が無いので、そんな決定は無かったと言い張った。資料作成する際、その内容を除いたのだ。

横浜で、一緒に会議に参加した他の牧師たちも皆口を閉ざしていたが、許伯基牧師が以前東京教会で任職員会を行ったとき使用した資料を開いて見て「ここにその決定についての記録が出ている」と、決定があったことを告げた。

すると金東秀牧師が出てきて「総会の方が任職委員会より上位機関なのだから、ここで決定した通りにすればいい」と言って押し通そうとした。

しばらくの間押し問答が続いた末、結局ハンサラン教会の許任会長老が急きょ分担金を納付して帰ってきたので、役員選挙が始まった。

許伯基牧師は、正直に正しくありのままの事実を明らかにしたせいで、、一部の政治的総代たちに囲まれて「自分が何様のつもりで、あんなことを言うんだ?」と難詰された。

彼らには、自分たちが会議で決めたことも、状況が不利になればいつでも決定を翻し好き勝手に変えてしまう習わしがある。

その日、金根湜牧師は思惑通り地方会の牧師副会長に選任された。

関東地方会では、すべての役員の任期は2年で、副会長には牧師副会長と長老副会長が各一人ずつ選任されるのだが、牧師副会長になれば2年後には自動的に会長となり、会長の任期満了後は自動的に伝道部長の座に就くことになっている。

伝道部長は地方会の各教会に支援金を送る責任者なので、いわゆる「実権力者」である。

金海奎牧師が赴任した当時、金東秀牧師が地方会長だったが、2013年度には伝道会長となり、全て我が意のままの権力をふるっていた。

4月29日の定期総会で、信念に従ってもの申した小さい教会の牧師は、結局教団から追放された。

その教会は3~4人の信徒しかいなかったのだが、ボス格の80歳を超える女性勧士が信徒をたきつけて、地方会に提訴させたのだ。その内容は「牧師は教会にいないで、伝道を口実に外出ばかりしている」というものだった。

話にもならない内容でも、ひとまず提訴状が受理されれば、地方会は治理部を組織して数人の牧師たちが「調査」するという名目で、高い交通費を払ってその教会まで往復したり、牧師を呼びつけたりする。

こうした侮辱や政治的暴力に、信徒も少ない弱小教会がどうして耐えきれようか。

続会で新任の役員が選出されて後、6月5日には全三郎長老が関東地方会に金海奎牧師個人を相手取り2回目の提訴状を提出、関東地方会は即座に治理部を立ち上げた。

治理部長には、関東地方会総会で東京教会の総代たちに敵対心ともいえる感情をあからさまに見せつけた、あのハンサラン教会の金根湜部長が就任した。

必見!6月1日定期総会続会の様子 ⇓


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