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東京教会 問題の全貌-総会に控訴

16.開けない会議、総会への控訴

関東地方会治理部は林氏の控訴に対し、不正開票を行って教会の秩序を乱し長老としての品位を損なったという理由で棄却した。

しかし林氏は地方会の判決に判決理由が無い、重罪でもないのに除名処分にされた、ミスが見つかった他の長老たちは何のお咎めもなく告白した自分だけが罪を問われるのは公平性に欠くなどと主張し、今度は総会に上訴した。

地方会治理部が金海奎牧師に免職判決を言い渡すと、林氏とともに金日煥・全三郎長老は再び堂会に出席すると入ってきて、堂会は開催できなくなった。

林氏は、地方会で棄却されても総会に上訴(3月17日、期日を大幅に過ぎてから情緒下にも関わらず、総会はこれを受理した模様だ)したのだから、まだ長老としての資格があると主張し、

金日煥・全三郎長老は、地方会の判決が出るまで出席しないという約束だったが、判決が出たので今は出席できる、もともと自分たちは有権解釈によって長老の資格があると主張した。

この三人が堂会のたびに強引に会議に入ってきたり、前もって堂会室を占拠したりして、堂会が開けない状況なので、諸職会でも毎回各部からの報告と会計報告など、諸職会の業務を処理できないことが続いた。

免職判決を受けてから14日以内に上訴しなければ、金海奎牧師はもはや在日大韓基督教会で牧師として務めることができなくなる。

東京教会堂会は2014年3月3日、下記のとおり総会に控訴した。

(1)金海奎牧師は東京教会堂会長および公同議会の議長としての職務を遂行しただけであり、被告人を金海奎牧師個人としたことは治理部の誤りである。

(2)治理部の金根湜牧師は、第2回審理で偽証を行い、また承認を退場させると脅すなど、審理を公正に行わなかった。

(3)治理部は、判決宣告の前に二人の治理部員が辞任したにも関わらず、関東地方会任職員会にこれを報告せず、辞任した二人を除いた5人で治理部を続け半喜悦を宣告した。これは倫理的にも法的にも正当性を欠いた、治理部による違法判決である。

(4)提訴人による提訴が東京教会公同議会の手続きの適法性に関する行政判決を求めたものであるのに対し、治理部の判決は、金牧師の犯罪行為を審理する刑事裁判にすり替え本来の目的を歪曲させている。

(5)公同議会で信任投票を行ったのは教会員の多数決によるものであり、その責任を担任牧師に転嫁するのは道理に反する。

(6)総会憲法には「長老の再信任を行ってはいけない」という規定は存在しないので「現行憲法の規定に無い違法行為」という判決は、成文法の原理を無視している。

(7)関東地方会治理部の構成員が視察部と同一であるが、審理や差版の過程で基礎と判決を同一人が扱うのは現行憲法に無い、非常識かつ違法の行為である。

(8)現行憲法には長老再信任の存廃に関するいかなる規定もなく、総会憲法の精神を推測できるだけの規定がない以上、憲法の精神を理由に判決を行うのであれば、不問法主義につながる。

(9)2013年4月7日に開催された臨時公同議会の招集公告には「(不正選挙の処理問題)に関する後続措置」という議題が記載されており、同公同議会で教会員たちの同意と承認を受けて、長老全員に対する信任を問うこととなったのであり、招集の手続きには違反はなく、治理部が東京教会の事情を理解できないまま判決をしたものである。

(10)林長老は堂会で治理を行ったのであり、全三郎長老と金長老は公同議会で多数決で不信任となったのであり、金牧師は堂会長として、もしくは公同議会の議長として、それぞれの決定に従ったに過ぎない。

(11)3人の総代の資格については、関東地方会第64回定期総会続開のための対策委員会(以下、地方会非常対策委員会)との協議の結果、総代資格は認めるが東京教会の堂会及び委員会には入らないことで合意し、これを守ったにもかかわらず、地方会治理部が今になって責任を問うのは不当である。

(12)憲法委員会の有権解釈は判決ではない。有権解釈を参考に裁判部が判決を行うのであり、その判決を無視すれば罪となるが、治理部は、判決の結果ではなく有権解釈を無視したことが罪であるとしている。これは有権解釈の意味を誤解した判断である。

(13)総代たちを脅した事実は無い。

(14)担任牧師が教会を代表する総代たちに公同議会の決定に従わなければいけないと求めるのは当然のことであり、良心の自由に反することにはあたらない。

 

総会上告で「免職」覆る希望はあるか

23日東京教会で治理部判決信徒らに報告[2014.02.24 05:53]

▲この日、東京教会の信徒らは2時間の説明会を終えた後、金海奎担任牧師のため祈りの時間を持った。 ⓒカン・ソンヒョン記者

創立106周年の在日大韓基督教会東京教会(担任金海奎牧師)が「担任牧師免職」と言う緊急事案をめぐり、23日(主日)、「東京教会の担任牧師に対する関東地方会治理部の判決に関する報告(担任牧師免職に伴う説明会)」を行った。

午後3時、4部礼拝後礼拝堂に集まった信徒らに、堂会書記の村上長老の進行のもと、李秀夫長老のお祈りにつづいて、約2時間にわたり18日の関東地方会任職員会での内容を報告があり、治理部が教会に発送した判決文、姜章植・許伯基牧師が提出した動議案の内容を公開した。

全般の説明は劉大根長老が受け持った。劉長老は、任職員会で林栢生長老の控訴は治理部が棄却され、当日ほとんどは全三郎・金日煥長老の提訴により下された金海奎牧師の免職判決に関する内容、すなわち判決文に記録された4つの罪状が、一人の現職牧師の牧会者としての命を絶つほどの内容であるか否かに費やされたと伝えた。

そして、東京教会の信徒らが治理部を提訴したことについては、視察部を構成されることになり、4月予定の任職員会で治理部が構成され、提訴状に関する視察が始まると説明した。

説明の後、信徒らの発言と質問が続いた。発言権をめぐって、一時大声で言い合う場面があった。判決文の問題点も指摘された。ある信徒は免職に関する質問と共に「不正開票が何故起きたのか、その背後には誰がいるのか、これを徹底的に暴くことが治理部のすべきことだ」と、不正選挙の原因究明を求め抗議した。

ある信徒は総会への上告に関連して、客観的かつ公正な裁判がなされるかという懸念を示唆した。「総会に上告をしたら、希望があるのか、希望があると考えるか。判決文(判決の理由2)を見ると、総会がどう結論を出しているのか分かる。200人もの目の前で不正開票をした林栢生長老に対して、視務権を認めるとの有権解釈がある。すでに総会では結論が出ているのだ」と述べた。判決文についても、関東地方会の会長の金健牧師(川崎教会)の職印が押されて発送された判決文であることを指摘しながら、「(東京教会と)治理部の感情的争いのように見えるが、全体的に繋がっているのだ。関東地方会名義の印鑑と治理部長と総会(総会憲法委員会)の有権解釈が物語っている。200人もの前で不正行為を行った人に対して長老としての視務権を認めよというのが総会の考えだ」と非難した。

担任牧師を守ろうとする方法という面から「教団脱退」に関する話も再び言及された。ある信徒は担任牧師の免職を防ぐ方法が脱退しかないのか、そして脱退は可能なのかを堂会に問い、劉大根長老は「教会がひとつになれば何でもできる」と述べ、可能性を残した。

ひとまず東京教会金海奎牧師側は総会に上告すると見られる。判決文を受けとった日から14日以内に総会へ上告しなければ、金海奎牧師は在日大韓基督教会関東地方会内では、牧師としての職位と共に牧会権が剥奪され、地方会では臨時堂会長を選任して東京教会に派遣することになる。万一総会でも同様の判決が出された場合、在日大韓基督教会の教団内において、金海奎牧師は牧師職を維持できず、併せて牧会権も保障されなくなる。

この日の説明会には、控訴し棄却された林栢生長老、提訴した全三郎・金日煥長老の3人ともに出席した。


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